比嘉一貴が通算11アンダーの単独首位浮上「(明日も)ボギーがないプレーをしたい」と新婚Vを狙う


第2日に単独首位に立った比嘉一貴(大会提供)

第2日に単独首位に立った比嘉一貴(大会提供)

 男子ゴルフのツアー外競技「ISPS HANDA コロナに喝! チャリティーレギュラートーナメント」の第2ラウンドが30日、福島・五浦庭園CC(7084ヤード、パー72)で100選手が参加して行われ、ツアー通算1勝の比嘉一貴(25)=フリー=が4バーディー、ボギーなしの68で回り、通算11アンダーの単独首位に浮上した。

 比嘉は、練習日から4ラウンド連続でボギーなしとなった。冷たく強い風の中「アイアンの距離感が合わなくて、ショートアイアンのライン出しもできなくて、ちょっと大変でした。3つぐらい落としてもおかしくなかった。アプローチ、パットでカバーできた」とコロナ禍で強化してきたグリーン周りで耐えしのいだ。1月に学生時代から交際してきた一般女性と結婚。新婚の25歳は「(明日も)ボギーがないプレーをしたい」と結婚後初優勝を目指す。

 香妻陣一朗(26)=フリー=、池村寛世(25)=ディライトワークス=が2打差の2位。正岡竜二(37)=グランデュール=が8アンダーの4位で追う。18歳の竹内優騎(青山高原CC)、古川雄大(23)=フリー=は7アンダーの5位で続いた。

 岩本高志(45)=K’s GOLF LOUNGE=、ツアー通算3勝の時松隆光選手会長(27)=筑紫ケ丘GC=、木下稜介(29)=ハートランド=は7位に並んだ。今大会から大会主催の国際スポーツ振興協会所属となった稲森佑貴(26)、上井邦裕(38)=三好CC=は5アンダーの10位となった。

 永久シード保持者の片山晋呉(47)=イーグルポイントGC=は4アンダーの15位。ツアー1勝の増田伸洋(47)=フリー=は3アンダーの22位で続いた。地元・福島県出身の内藤寛太郎(38)=ロピア=、大会ホストプロの中西直人(32)、塩見好輝(30)は1アンダーの36位。ツアー通算14勝の谷原秀人(41)=国際スポーツ振興協会=は、イーブンパーの50位で予選を通過した。

 賞金総額5300万円(優勝賞金1000万円)で、2日目に予選カットありの3日間競技。賞金の10%はチャリティーにあてられ、予選落ち選手にも一律6万円が支給される。観戦無料で有観客開催。この日は秋晴れの下、747人のギャラリーが詰めかけた。

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