今年最終戦のメジャー、日本シリーズJTカップが初の無観客開催&出場資格変更を発表


昨年大会を制した石川遼

昨年大会を制した石川遼

 国内男子プロゴルフツアーの2020年最終戦のメジャー、日本シリーズJTカップ(12月3~6日・東京よみうりCC=7023ヤード、パー70、報知新聞社主催)が新型コロナウイルスの影響で、今年に限り新たな出場資格で開催されることが9日、発表された。

 今年の大会の出場資格は〈1〉前年度日本シリーズJTカップ優勝者、〈2〉20年開催の日本ツアー5大会の上位3位タイまでの者、〈3〉上記以外でダンロップフェニックス(11月22日)終了時点での賞金ランク上位者で30人に達するまで。ただし、ツアーメンバーに限り、アマチュアは優勝した場合のみとなった。

 〈1〉で石川遼、〈2〉で1月のSMBCシンガポールオープン3位のジャズ・ジェーンワタナノンド(タイ)が出場内定。9月のフジサンケイクラシック優勝の星野陸也、同2位の堀川未来夢、同3位の時松隆光と佐藤大平が出場内定。10月の日本オープン優勝の稲森佑貴、同2位の谷原秀人、同3位の内藤寛太郎が内定となった。9日時点で計9選手の出場が内定している。

 残りの出場枠は、三井住友VISA太平洋マスターズ(11月12~15日、静岡・太平洋C御殿場C)、ダンロップフェニックス(11月19~22日、宮崎・フェニックスCC)の2大会で争われる。

 今年の日本シリーズJTカップは賞金総額は1億円(優勝賞金2500万円)。72ホールストロークプレーで予選落ち無し。優勝者は3年シードを獲得する。感染予防対策のため、大会初の無観客開催となることも発表された。

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