男子ゴルフのジャパンゴルフツアー選手会長を務める、時松隆光(27)=筑紫ケ丘GC=が発起人の「コロナチャリティマッチ2020 若手プロ男女対抗戦 Supported by 「ONAIR+Golf」」が、12月16日に茨城・取手国際GCで行われることが26日、分かった。
男女プロ7人ずつが、18ホールのストロークプレーの団体戦で対決する異例のチャリティーマッチ。株式会社オンエア主催で賞金総額は300万円で、賞金の一部と参加選手協力によるチャリティーグッズ販売の収益は、特定非営利活動法人ジャパンハート(東京・台東区)と特定非営利活動法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ(東京・千代田区)の2団体に寄付される。チャリティーグッズ販売は大会公式サイト上で行う予定。
関係者によると、コロナ禍の6月に時松選手会長が「チャリティー大会を開催したい」と申し出たのが大会発足のきっかけだという。時松は大会関係者を通じて「本大会は、新型コロナウイルスでお困りになられている方々と、ゴルフ界及び社会全体に微力ながら少しでも明るい話題を提供できればとの思いで、多くの皆様のご協力を頂き開催できる運びとなりました」とコメントした。
感染症対策のため無観客開催。大会の模様はインスタグラムやYouTubeなどSNSを活用し、ライブ配信も予定しているという。時松選手会長は「昨今、若い世代の方々が新たにゴルフを始めて頂いていると伺っています。是非、SNSを通じて、本大会を楽しんで頂ければと思います」とコメントした。
男子は、選手会長が自らが声をかけて集めて回った。10月の日本オープン王者の稲森佑貴(26)=国際スポーツ振興協会=、11月の三井住友VISA太平洋マスターズ覇者の香妻陣一朗(26)=フリー=、ツアー2勝の浅地洋佑(27)=フリー=、ツアー1勝の比嘉一貴(25)=フリー=、関藤直熈(23)=エブリイ=、塩見好輝(30)=国際スポーツ振興協会=と実力者がそろった。
女子は、1998年度生まれの「黄金世代」と2000年度生まれの「ミレニアム世代」中心の若手が集う。臼井麗香(21)=ディライトワークス=、吉田優利(20)=エプソン=、田中瑞希(22)=ニトリ=、渋沢莉絵留(19)=フリー=、大出瑞月(23)=サーフビバレッジ=、山路晶(22)=森六グループ=、吉本ここね(20)=不二サッシ=が出場予定となっている。
詳細は大会公式ホームページで。www.onair.golf