古江彩佳、世界ランク14位!日本勢2位で東京五輪代表圏内


 女子ゴルフの11月30日付世界ランクが発表され、先週の国内メジャー、JLPGAツアー選手権リコー杯で2位に入った古江彩佳(20)=フリー=が、2つ上げて自己最高で日本勢2番手の14位へ浮上。初めて東京五輪代表圏内に入った。

 日本勢トップの畑岡奈紗(21)=アビームコンサルティング=は7位で変動なし。渋野日向子(22)=サントリー=は1つ下げて、東京五輪代表圏外の16位へと転落した。渋野が五輪圏外となったのは昨夏の海外メジャー、AIG全英女子オープンを制した後では初めて。

 古江は9月のデサント東海クラシックでプロ初勝利を飾ると、11月には伊藤園レディス、大王製紙エリエールレディスと2週連続優勝。夏までは70、80位台だったが、今季3勝の勢いで、先月9日の時点で42位だった世界ランクは一気にジャンプアップ。ついには渋野を抜き、東京五輪出場を視界に捉えた。

 東京五輪代表は、21年6月28日時点の世界ランクを基準に算定する五輪ポイント上位60人が出場権を得る。〈1〉15位以内は各国・地域で最大4人〈2〉16位以下は〈1〉の有資格者を含み最大2人が出られる。

 他には、17、19年日本ツアー賞金女王の鈴木愛(26)=セールスフォース=は20位、稲見萌寧(21)=都築電気=も59位で変動なし。一方で、JLPGAツアー選手権リコー杯で、完全優勝で国内メジャー2連勝を飾った原英莉花(21)=日本通運=は96位から8番手の82位へと浮上した。

 海外メジャー、全米女子オープン(10日開幕・米テキサス州チャンピオンズGC)は鈴木を除く日本選手が出場予定で、し烈な五輪代表争いはまだ続きそうだ。

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