大槻智春、2日で3イーグル!1差3位「いい流れで回れていた」


11番で第3打を放つ大槻智春

11番で第3打を放つ大槻智春

 ◆男子プロゴルフツアー 最終戦メジャー 日本シリーズJTカップ 第2日(4日、東京・東京よみうりCC=7023ヤード、パー70=報知新聞社主催)

 メジャー初制覇を狙う大槻智春(30)=真清創設=は1イーグル、3バーディーの65で、首位と1打差の3位に浮上した。残り190ヤードとした17番の第2打。6番アイアンで振り抜くと、ピン奥2メートルにつけた。「(風が)フォローだったので届くと思った。奥はあまりよくないが、曲がるラインではなかったので何とかなった」と慎重にイーグルパットを沈めた。今大会3個目のイーグルは、2011年のツアーデビュー以降、1大会自身最多だ。

 強風吹き荒れる中、フェアウェーキープ率78・57%と平均ストローク65・97%は、いずれも全体2位と抜群の安定感だった。「ボギーでしょうがなく、パーでも十分なホール」とした難関18番でもバーディーを奪い、ノーボギー。「前半からバーディが先行して、いい流れで回れていた」と手応え十分の一日だった。

 昨年に続く2回目の大舞台は、自己最高3位で第3Rに進出する。「毎年この30人に入りたくて頑張るし、その中で優勝できたらとずっと思っている」。ここ一番の勝負強さが光る30歳は「あす(5日)は天候が崩れるみたいなので、寒さ対策をしっかりして頑張る」と引き締めた。(竹内 夏紀)

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