日本シリーズJTカップ 第3日スタート 極寒の中で福島出身で初出場の内藤寛太郎が連続バーディー


12番ティーショットを放つ内藤寛太郎(カメラ・今西淳)

12番ティーショットを放つ内藤寛太郎(カメラ・今西淳)

 ◆男子プロゴルフツアー 最終戦メジャー 日本シリーズJTカップ 第3日(5日、東京・東京よみうりCC=7023ヤード、パー70、報知新聞社主催)

 冷たい小雨が降り、選手のはく息が白む寒さの中で第3ラウンドが予定通り、午前8時50分に1番からスタートした。

 第1組でともに初出場の中西直人、池村寛世、今大会最多21度目の出場の片山晋呉がティーオフした。感染症対策のため、大会初の無観客開催で選手同士が「ナイスショット」などと声をかけ合って和やかな雰囲気でラウンドしている。

 市原弘大、内藤寛太郎、比嘉一貴の第2組では、福島県郡山市出身で初出場の内藤が序盤から好ショットを連発している。3番パー4では、フェアウェー真ん中からの第2打をアイアンでピン左1メートルにつけて伸ばした。続く3番でも2連続バーディーを奪っている。

 ツアー初優勝&大会最年少優勝記録更新を狙う小斉平優和と、ツアー通算4勝のC・キム(米国)が通算8アンダーの首位に並んでいる。

 今年は感染症対策のため、昨年大会覇者や20年のツアー5大会の上位3位以内、賞金ランク上位などの30人が出場。新型コロナウイルスの影響で大会初の無観客開催となるが、午前8時45分から午後1時30分までCSの日テレジータスで生中継。日テレの地上波でも午後1時30分から2時55分まで生中継予定。民放の無料動画配信サービスの「TVer(ティーバー)」でも、午後1時30分から午後2時55分まで全ホール生配信している。

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