天才ゴルフ少女の須藤弥勒さん、国内ジュニア大会に初参戦「楽しかった」


国内のジュニア大会に初参戦した「天才ゴルフ少女」と呼ばれる須藤弥勒さん(手前)

国内のジュニア大会に初参戦した「天才ゴルフ少女」と呼ばれる須藤弥勒さん(手前)

 2018年のゴルフ世界ジュニア(6歳以下)で2連覇し「天才少女」と呼ばれる須藤弥勒(みろく)さん(9)が国内のジュニア大会に初参戦した。PGAジュニアリーグに茨城グランツの一員として出場し、茨城ディビジョン優勝に貢献。弥勒さんは17日までに父・憲一さん(47)を通じて「初めてのチーム戦は楽しかった。カバーしたり、カバーしてもらったり。とても、勉強にもなりました」とコメントした。

 「基本路線として、弥勒は世界しか見ていないので、日本のジュニアの試合には出ません。しかし、予定していた海外の試合が新型コロナウイルス感染拡大の影響で次々と中止になり、試合機会がなくったので、今大会に出場させてもらいました」と憲一さんは国内のジュニア大会に初出場した理由について説明した。

 弥勒さんは10月に茨城・常陸大宮市のゴルフ5カントリーサニーフィールド(パー72)で行われたクラブ競技「レディース杯」で優勝。レディースティーとレギュラーティーの中間の5800ヤードの距離で12オーバーの84をマーク。同コースの腕自慢の大人の女性に交じり、グロススコアで2位、クラブ指定のハンデ戦で勝利した。「大人の競技ばかりに出場していたため、同年代との交流が極端に少なくなってしまった。ゴルフに真剣に取り組んでいる同年代の子がいることを知ってほしかった。また、今大会はチーム戦なので、協調性も身につけてほしかった」と憲一さんは話した。

 今大会の弥勒さんの奮闘ぶりと普段の練習の日々の様子は、19日午後11時からテレビ東京系の「スポーツウォッチャー」で紹介される予定。

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