◆女子プロゴルフツアー ダイキンオーキッドレディス第1日(4日、沖縄・琉球GC=6561ヤード、パー72)
渋野日向子(22)=サントリー=は3バーディー、2ボギーの1アンダー、71で首位と7打差の20位発進となった。8アンダー、64の西郷真央(19)=大東建託=が単独首位に立った。
約300人のギャラリーを引き連れた渋野は3番で5メートルを沈め初バーディー。9番では第2打をグリーン奥のバンカーに打ち込んでボギーとし、前半をイーブンで折り返した。
後半開始の10番で2メートル、15番で4メートルのバーディーパットを決めてスコアを伸ばした。18番はグリーン右から木の間を通したアプローチがオーバーし、3メートルのパーパットを外しボギーとしたが、初日を1アンダーで終えた。
渋野は「朝からチーピン打ってどうなるかと思った。最終的に1アンダーで回れてよかった」と安どの表情を浮かべた。
19年11~12月のLPGAツアー選手権リコー杯以来、1年3か月ぶりの有観客試合については「久しぶりで、最後までめちゃくちゃ楽しんでやっていた。同じ組の選手に向けた拍手もうれしかった」と笑顔。初日のラウンドを「ドライバーもだんだん自分のしたい動きに近づいてきた。ティーショットに関してはすごくよかった」と評価した。2日目に向け「明日もこのスコアを落とさないように」と冷静に見据えた。