◆米男子プロゴルフツアー プレーヤーズ選手権 第2日(12日、米フロリダ州TPCソーグラス7189ヤード、パー72)
第1ラウンド(R)の残りと第2Rが行われ、112位で出た松山英樹(29)=LEXUS=は5バーディー、2ボギーの69と伸ばし、通算1オーバーの暫定72位でホールアウト。この時点で予選カットラインに1打届かず、今季3度目の予選落ちが濃厚となった。日没で8人が競技を終えられず、第1Rに続き順延となった。66をマークしたリー・ウェストウッド(47)=英国=が暫定で首位に立った。
初日4オーバーと出遅れた松山は巻き返しを図ってスタート。2番パー5でグリーン左サイドからの第3打をピンそば1メートル弱に寄せてバーディーを先行させた。5番パー4では残り188ヤードの第2打をピン左約2メートルにつけてバーディー。7番は第1打を左の池に入れてボギー。574ヤードの9番パー4では2オンし、約3・5メートルのイーグルパットこそ決められなかったが、バーディーで折り返した。後半も537ヤードの16番パー5でも2オンしてバーディーを奪って、この日で3つスコアを伸ばして終えた。
ホールアウト後のインタビューでは「細かいミスが多くて。スコアは伸ばせたけど、週末プレーできないのは悔しい」と唇をかんだ。今大会まで4週連続で試合に出場してきたが「最初の週に比べたら明るい兆しが見えてきているけど、結果が出ないのは悔しい。何かちょっとしたきっかけですごくいい方向に行きそうな感じできているので、結果を早く出したい」と気持ちを切り替えた。