渋野日向子は再開直後にバーディーで後半へ アクサレディス最終日


10番、ティーグラウンドで笑顔を見せる渋野日向子(カメラ・渡辺 了文)

10番、ティーグラウンドで笑顔を見せる渋野日向子(カメラ・渡辺 了文)

◇女子プロゴルフツアー アクサレディス 最終日(28日、宮崎・UMKCC∥6568ヤード、パー72)

 午前10時50分に雨と風が強まり、降雨のため、39分間の中断に入った。雨は弱まり、バンカーの水を吸い上げるなどコースメンテナンスが施され、午前11時29分にプレー再開となった。

 2019年のメジャー、AIG全英女子オープン覇者の渋野日向子は10番から出て、18番パー5の第3打をピン左1メートルに寄せたところで中断に。クラブハウスへと引き上げて一時待機し、再開後はバーディーパットを沈めて前半は3バーディー、1ボギーと2つ伸ばして後半に入った。10番パー5は3打目を1・5メートルにつけてバーディー。14番は3メートルを沈めて伸ばした。17番は、第1打を前日と同じ右のフェアウェーバンカーに入れ、ボギーとなった。

 19年大会覇者の河本結が、4番までパーを連ねて通算13アンダーで単独首位をキープ。岡山絵里、元世界ランク1位の申ジエ(韓国)の2人が3打差の2位で追う。通算3勝の稲見萌寧は9アンダーの4位。ぺ・ソンウ(韓国)、テレサ・ルー(台湾)が8アンダーの5位に並ぶ。今季2勝の原英莉花、新垣比菜、福山恵梨らが6アンダーの7位で続く。

 渋野、賞金ランク1位の小祝さくら、14年大会覇者の渡辺彩香は3アンダーの22位。17年と19年賞金女王の鈴木愛は2アンダーの27位となっている。

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