渋野日向子は69で4アンダー 渡米前最後のラウンド「いろんな意見があると思うけど、決めたことを最後までやり切りたい」


ホールアウトし、ギャラリーの拍手に笑顔を見せる渋野日向子

ホールアウトし、ギャラリーの拍手に笑顔を見せる渋野日向子

◆女子プロゴルフツアー アクサレディス 最終日(28日、宮崎・UMKCC=6568ヤード、パー72)

 32位からスタートした渋野日向子(22)=サントリー=は4バーディー、1ボギーの69で回り、通算4アンダーで暫定15位に順位を上げている。

 雨の中、中断にも見舞われながら、開始の10番で第3打を1メートルに寄せてバーディー発進した。14番でもバーディーを奪い、前半で2つスコアを伸ばした。後半は2番で2メートルのバーディーパットを沈め、好スコアをマークした。

 渋野は「(途中)中断も入りましたけど、集中を切らさず最後までプレーできてよかった。個人的にもショットの調子がいいなっていうのが自分でも分かるくらい。納得のいくショットが多く、今日はショット(のおかげ)でこのスコアで回れた。もっといいスコアが出てもおかしくないような内容でした」と振り返った。

 今季からの新スイングで挑んだ3月の国内4試合に触れ、「今やっていることに対して全く不安はない。周りにどうこう言われようが関係ない。いろんな意見があると思うけど、私は私が決めたことを最後までやり切りたい。まだまだ(新たな取り組みを)始めたばかりだけど、やり切れているなというのは個人的には思っている。それを日本でも米国でも、どんな場所でも自分の意思を貫いて最後までやり通したい」と強調した。

 次週のメジャー、ANAインスピレーション(4月1~4日、米カリフォリニア州)に出場し、長期の米ツアー遠征を予定している。

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