◆米男子プロゴルフツアー メジャー21年初戦マスターズ最終日(11日、米ジョージア州オーガスタナショナルGC=7475ヤード、パー72)
2位に4打差をつけて首位に立つ松山英樹(29)=LEXUS=が、レギュラーの日本男子初の海外メジャー制覇に向けて、勝負の最終日をスタートした。松山は第3ラウンドを1イーグル、5バーディー、ボギーなしの大会自己最高の65をマークし、通算11アンダーで単独首位に立った。最高の位置で迎えた最終日。難関ホールの1番パー4の第1打は3ウッドで右の林に曲げた。第2打は木をぎりぎりすり抜け、フェアウェーへ。第3打のアプローチはピンに寄らず。約10メートルのパーパットは惜しくもカップ縁に止まり、入らず。ボギースタートとなった。TBSでゲスト解説を務めた東北福祉大の先輩、宮里優作(40)は「長い一日の始まりですね」と実感を込めて話した。
1、2番ホールで連続バーディーを奪い、通算9アンダーとしたウィル・ザラトリス(24)=米国=が早くも1打差2位に迫った。
◆日本人選手の海外メジャー制覇
▽レギュラー女子
1977年全米女子プロ 樋口久子
2019年AIG全英女子オープン 渋野日向子
▽シニア男子
2013年全米プロシニア 井戸木鴻樹