渋野日向子
◆米女子プロゴルフツアー ロッテ選手権 第１日（１４日、米ハワイ州カポレイＧＣ＝６５６３ヤード、パー７２）
笹生優花（１９）＝ＩＣＴＳＩ＝が、米ツアー６戦目で初めて首位発進した。８バーディー、ボギーなしの６４をマークし、８アンダーでブリタニー・アルトマーレ（米国）と並んだ。渋野日向子（２２）＝サントリー＝は４バーディー、ボギーなしの４アンダー、６８で４打差の１４位。畑岡奈紗（２２）＝アビームコンサルティング＝は１アンダー、７１で６５位だった。
風の強い午後組で出た渋野は６８で４打差１４位発進。「久しぶりに納得のいく、すごくうれしい内容のゴルフができた」と笑顔を見せた。ハワイの青空に映える上下白のウェアを着て、７番で６３ヤードからの第３打を１メートル以内に寄せ初バーディー。「理想の取り方」とうなずいた。その後９番で３メートル、１０番で４メートル、１１番で２・５メートルを決め、３連続で伸ばした。
フェアウェーを２度しか外さず、２人しかいないパーオン率１００％とショットがさえた一方、３２パットとグリーン上で課題も残した。それでも「いいスタートが切れたし、内容も褒めていい」と満足げ。松山英樹のマスターズ優勝にも「本当に日本人として誇りを持ちました」と影響を受けた。２週前のメジャーで予選落ちした悔しさを晴らすため「２日目に全部（伸ばした分を）なくさないよう頑張りたい」と気を引き締めた。