笹生優花は自己最高6位「いろいろ学べた1週間」 渋野は33位 畑岡は71位


笹生優花

笹生優花

◆米女子プロゴルフツアー ロッテ選手権 最終日(17日、米ハワイ州カポレイGC=6563ヤード、パー72)

 最終ラウンド(R)が行われ、4打差の3位から出た笹生優花(ICTSI)は5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの70で回り、通算19アンダー。米ツアーでの自己最高6位で初のトップ10入りを果たした。元世界ランク1位のリディア・コ(ニュージーランド)が65と伸ばし、18年4月以来のツアー通算16勝目を飾った。

 4打差を追って最終組の1つ前の組で出た笹生は、1番パー5でバーディー先行。6番では約4メートルの下りのパットを沈めてバーディー。9番パー4では第2打をピンそば約1メートルに寄せてバーディー。前半で2つ伸ばして19アンダー2位で折り返した。後半は12番パー3で第1打をピン右約2メートルにつけてバーディー。13番パー4は第1打が右サイドのバンカーにつかまり、3オン、3パットの痛恨のダブルボギーでスコアを下げた。ただ、18番パー4ではフェアウェーから残り約116ヤードの第2打をピン右約1・5メートルにピタリと寄せてバーディーで4日間の激闘を締めくくった。

 ホールアウト後のインタビューでは「いろいろ学べた1週間になった。すごいいい経験になったと思います。本当に楽しくゴルフができて、(第3Rは)リディアさんと回れたし、すごい選手と回れて、結果とは別に気持ち的にはすごい幸せです」と充実の表情で語った。

 10打差の23位から出た渋野日向子(サントリー)は6バーディー、4ボギーの70で回り、通算13アンダーで33位で4日間を終えた。

 68位から出た畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は4バーディー、4ボギーの72で回り、5アンダー71位だった。

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