◆米女子プロゴルフツアー ロッテ選手権 最終日(17日、米ハワイ州カポレイGC=6563ヤード、パー72)
最終ラウンド(R)が行われ、首位と10打差の23位から出た渋野日向子(サントリー)は6バーディー、4ボギーの70で回り、通算13アンダーとしてホールアウトした。元世界ランク1位のリディア・コ(ニュージーランド)が10ホールを終えて3つ伸ばし、24アンダーで単独首位をキープしている。
渋野は1番でボギー先行も、9番パー4で第2打をピン左奥約1メートルに寄せてバーディー。前半をパープレーで折り返した。10番パー4でも第2打をピン左奥約1メートルにつけてバーディー。11番では約3メートルのパットを決めきって3連続。14番パー5では2オンし、約20メートルのイーグルパットこそわずかに短かったが、楽々バーディーを奪い、後半は2つスコアを伸ばしてホールアウトした。
ホールアウト後のインタビューでは「最終日は(プレーが)なんかムチャクチャだったけど、アンダーで回れたので今は頭の中がこんがらがっている感じ」としながらも「4日間を通して2ケタアンダーで回れたのはすごく久しぶりだったので、ちょっとずつ前には進んでいるのかなと思う」と今大会のプレーを総括した。次戦は29日開幕のHSBC女子チャンピオンズ(シンガポール・セントーサGC)に出場予定。「(予選)カットがない分、初日からイケイケボンボンでいけたらいいかなと思います」と見据えた。
日本勢では4打差の3位から出た笹生優花(ICTSI)は11ホールを終えてスコアを2つ伸ばし、19アンダーで5打差の2位につけている。
68位から出た畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は4バーディー、4ボギーの72で回り、5アンダーとしてホールアウトしている。