海外メジャー帰り、隔離明けの原英莉花が序盤で連続ボギーの苦しいスタート


横断幕を掲げるギャラリーの前に立つ原英莉花

横断幕を掲げるギャラリーの前に立つ原英莉花

◆女子プロゴルフツアーフジサンケイレディス第1日(23日、静岡・川奈ホテルGC富士C=6439ヤード、パー71)

 出場108選手全員が1番からティーオフするワンウェーで開催。海外メジャーのANAインスピレーション(1~4日)で113位で予選落ちした原英莉花(22)=日本通運=は3番、4番を連続ボギーとする苦しいスタートとなった。原英は6日に米国から帰国。その後、20日までの隔離期間中は宮崎市内のホテルに滞在。日本オリンピック委員会の指示で認められた練習以外の時間はホテル内の自室で過ごし、松山英樹(29)=LEXUS=が優勝したマスターズ(8~11日)をテレビでライブ観戦した。「感動しました。プロゴルファーはこんなにも人を感動させることができるんだ、と思った。私もプロゴルファーとして人を感動を与えられる選手になりたい」と大会前日に話し、意欲を新たに4週ぶりの国内ツアーに復帰した。中盤以降、巻き返しを図る。

 16番まで消化した藤田さいき(35)=チェリーゴルフ=と12番まで消化した笠りつ子(33)=京セラ=が3アンダーで首位。今季最多の4勝で賞金ランク4位の稲見萌寧(21)=都築電気=は4番まで消化し、2アンダーで3位。5番まで消化した永峰咲希(25)=ニトリ=らも2アンダーの3位につけている。

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