稲見萌寧が首位浮上


2番、ティーショットを放つ稲見萌寧(カメラ 今西 淳) 

2番、ティーショットを放つ稲見萌寧(カメラ 今西 淳) 

◆女子プロゴルフツアー ▽フジサンケイレディス 最終日(25日、静岡・川奈ホテルGC富士C=6439ヤード、パー71)

 第2日終了時点で首位の山下美夢有(19)=加賀電子=、2位の稲見萌寧(21)=都築電気=、3位タイの申ジエ(32)=スリーボンド=の最終組が前半を終了した。

 3バーディー、ボギーなしの32で回った稲見が通算11アンダーで首位に浮上した。先週まで最近の6大会で3回も優勝しながら「自分では好調という感覚はない。悪くはないという感じですね」とサラリと話す21歳が今大会も優勝争いの中心となっている。

 2バーディー、ボギーなしの33で回った申が2打差の2位に続く。稲見は、申が先に第1打を放つ場面で先にティーショット。勝負のサンデーバックナイン(最終日の後半9ホール)でもプレーリズムが鍵になりそうだ。

 3打差3位に山下と、最終組のひとつ前でプレーする田辺ひかり(24)=伊藤園=が続く。

 先週のKKT杯バンテリンレディスで初優勝を飾った山下はツアー史上最年少の初Vからの2週連続優勝を狙う。

 実力、人気ともに急上昇中の田辺は念願の初優勝を目指す。

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