石川遼が前半を3バーディー、1ボギーで回り、11位から9位にジワリ浮上


石川遼

石川遼

◆男子プロゴルフツアージャパンプレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品 第3日(8日、栃木・西那須野CC=7036ヤード、パー72)

 11位からスタートした石川遼(29)=カシオ=がハーフターンした。前半9ホールを3バーディー、1ボギーの34で回り、通算9アンダーにスコアを伸ばした。石川の前半終了時で、首位と5打差の9位にジワリと浮上した。

 初日は6番パー5で2度も池ポチャのダブルボギーが響き、1アンダーの45位にとどまったが、第2日はドライバーを1度も使わない戦略などが奏功し、3連続を含む8バーディー、2ボギーの66をマークして11位に浮上。第2日終了後「優勝目指して頑張ります」と力強く話し、2019年12月の日本シリーズJTカップ以来、1年5か月ぶりのツアー18勝目に意欲を示していた。順位変動が激しく「ムービングサタデー」と呼ばれる第3日にさらに上位を目指す。

 最終組は4番を終了。首位から出た宮本勝昌(47)=ハートンホテル=が通算13アンダーで首位をキープ。1打差2位に高山忠洋(43)=スターツ=が続く。

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