◆日本女子プロゴルフツアー メジャー第4戦 ワールドレディスサロンパスカップ 最終日(9日、茨城・茨城GC東C=6630ヤード、パー72、報知新聞社後援)
強い日差しの下、第1組が予定通りにスタートした。505ヤードの1番パー5で第1組の篠原まりあ(24)=大岡産業=、松田鈴英(23)=ニトリ=、三ケ島かな(24)=ランテック=がティーオフした。
「母の日」にちなんで、赤やピンク色のウェアでコーディネートして感謝の気持ちを表す選手が多く、篠原は上がピンク色、松田も赤のウェアに身を包んだ。三ケ島がグリーン手前花道からの3打目をピン右下2メートルにつけ、幸先良くバーディー発進を切った。硬い高速グリーンで、奥目に切られたピン位置のホールが多く、アイアンショットの距離感や求められる展開となりそうだ。
通算12アンダーの単独首位でツアー初優勝を目指す高橋彩華(22)=東芝=、3打差2位でツアー1勝の西村優菜(20)=スターツ=、同じく3差2位で通算1勝の大里桃子(22)=伊藤園=の最終組は、午前11時25分にスタートする。計23組69人が全て1番からティーオフ予定となっている。
2021年メジャー初戦は新型コロナウイルス感染症対策のため、大会初の無観客で開かれている。ゴールデンウィーク開催で、例年はツアー屈指の大ギャラリーが詰めかけるメジャー大会。大会主催の日テレは9日、地上波で15時~16時25分に最終ラウンドを生放送する。地上波生中継が途中終了した場合は大会ホームページで無料配信も予定している。
また、現地観戦できないファンに向けて初めて、有料動画配信のHuluで計8チャンネルのライブ配信も実施中。1番、9番、10番、16番、17番、18番ホールの全選手のプレーや朝の練習場、選手インタビューなどをオンライン観戦が可能となっている。