ツアー初のセルフプレーVを飾った内田篤人氏似のイケメンゴルファー片岡尚之 今週はキャディー付きプレー


300万円のホールインワン賞がかかる17番パー3で「お祈りポーズ」をした片岡尚之(左は本間佑)

300万円のホールインワン賞がかかる17番パー3で「お祈りポーズ」をした片岡尚之(左は本間佑)

 男子プロゴルフツアーのアジアパシフィックダイヤモンドカップは13日から4日間、神奈川・相模原GC東C(7298ヤード、パー72)で行われる。先週のジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ・サトウ食品でツアー史上初めてセルフプレーで優勝した片岡尚之(23)=フリー=は12日、東北福祉大時代の1学年後輩の笹村心キャディー(23)を伴い、練習ラウンドを行った。

 先週、片岡はツアー史上初のキャディーなしセルフプレーV&日本人3番目のスピードVの快挙を成し遂げた。これまでプロ4戦のうち3戦でコンビを組んできた笹村キャディーが先週、選手として別の試合に出場していたため、セルフプレーで出場した。今週は再び、笹村キャディーがバッグを担ぎ、この日、練習ラウンドで調整した。

 「やはり、キャディーがいると自分のプレーだけに集中できる。でも、先週はセルフプレーで結果を残してしまった…。セルフプレーは自分しか頼れないのでメンタルコントロールには良かったのかもしれませんね」と片岡はセルフプレーとキャディー帯同の違いについて説明。「これで今週、結果が出なかったから(笹村キャディーに)『クビ』と言っていますよ」と冗談めかして話した後「キャディーのためにも頑張りたい」とマジメな表情で今週の意気込みを明かした。

 ベテランの宮本勝昌(48)=ハートンホテル=が「ツアー一のイケメン」と評する片岡は、先週の優勝で注目度が急上昇中。サッカー元日本代表DF内田篤人氏似の23歳は「僕自身はイケメンとは思っていませんが、少しでもツアーが盛り上がるように頑張りたい」と初々しく話した。

 この日の練習ラウンドでは、決勝ラウンドで300万円のホールインワン賞がかかる17番パー3の看板の前で「お祈りポーズ」。イケメンは何をしても、さまになる。日本男子ツアーに待望のニューヒーローに今週も注目だ。

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