開始3連続バーディー後にサスペンデッド 原英莉花「気合を入れて残り15ホール頑張りたい」


6アンダーに伸ばした原英莉花は上機嫌でゴルフ場を後にした

6アンダーに伸ばした原英莉花は上機嫌でゴルフ場を後にした

◆女子プロゴルフツアー ほけんの窓口レディース 第2日(15日、福岡CC和白C=6335ヤード、パー72)

 第2ラウンドは雷雲接近で中断し、天候の回復が見込めないことからサスペンデッドが決定した。大会は36ホールに短縮とされ、規定により賞金加算は75%となった。

 6アンダーで浅井咲希、原英莉花、有村智恵、吉田優利の4人が暫定首位。大里桃子、沖せいらが5アンダーで、1打差の暫定5位で追う。

 原は1番から3連続バーディーで、4番パー5の第3打地点で中断を迎え、その後サスペンデッドが決定した。「出だしからバーディーが取れて、いいリズムでプレーできた。(中断中は)雨が強弱していたので、厳しいかなと思っていたが、行く準備もしながら待っていた」と振り返った。

 前週のワールドレディスサロンパスカップ(茨城)は54位に終わりメジャー3連勝を逃した。最終日(9日)後に千葉にある尾崎将司のジャンボ邸を訪れ、助言を仰いだ。前週の大会前は、優勝してから報告に行きたいとしていたが「このままでは優勝争いもできない状況だったので“神頼み”的に行きました。スイングの修正点を教えていただき、先週より振れていると思う」と感謝した。突然の訪問に、師匠の様子を「ちょうど(尾崎将が)除草をしている時だったんですけど、なんか笑っていましたね」と明かした。

 19年4位の大会で今年初優勝のチャンスを迎え、「気合を入れて残り15ホール頑張りたい。攻めのプレーをしたいけど、勝負どころを早まらないように。残り4、5ホールまでに良い流れに持っていきたい」とイメージしていた。

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