ささきしょうこはプレーオフで敗れるも今季最高の2位「今後につながるプレーだった」


プレーオフで敗れ、優勝した大里桃子(右)と握手を交わすささきしょうこ(カメラ・岩崎 龍一)

プレーオフで敗れ、優勝した大里桃子(右)と握手を交わすささきしょうこ(カメラ・岩崎 龍一)

◆女子プロゴルフツアー ほけんの窓口レディース 最終日(16日、福岡CC和白C=6335ヤード、パー72)

 ささきしょうこは6バーディー、1ボギーの67で回り、通算9アンダーで並んだ大里桃子とのプレーオフの3ホール目で敗れた。最終組の1つ前で、1番のアプローチの場面から再開した。このホールでパーを取ると、前半に2つ伸ばし、後半もショットを武器に12番、16番でバーディー。8アンダーで迎えた最終18番パー5も50センチにつけてバーディーを奪った。

 18番で行われたプレーオフの2ホール目では、第3打がベタピンにつき“お先”のバーディー。その後、大里が2メートル弱のバーディーパットを沈め、勝負は3ホール目へ。ピン5メートルに2オンしてバーディーだった大里に対し、ささきが放った3メートルのバーディーパットはわずかに右に抜けた。

 試合後は「プレーオフは初めてだったので、どういう感じになるんだろうというワクワクと緊張感があった。終わってみたら、勝ちたかったという気持ちが強い」と悔しそうに話した。

 2018年の樋口久子・三菱電機レディス以来の優勝は逃したが、今季最高の2位に入り「今日は今後につながるプレーだった。(PO3ホール目、最後外れたパットは)あの距離はなかなか入れたいと思って入るラインではない。思ったところに打ってどうなるか、運にまかせた。一度シードを落として、自分はもう優勝争いできないのかなと思っていたので、こうして優勝争いして実感ができて良かった」と前を向いた。

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