ゴルフ界の“カッキー”新垣比菜が1打差2位に浮上 工藤公康監督の長女・遥加が首位キープ


新垣比菜

新垣比菜

◆女子プロゴルフツアー リゾートトラストレディス 第3日(29日、愛知・セントクリークGC=6605ヤード、パー72)

 首位と7打差の11位から出た新垣比菜が、7バーディー、ボギーなし、1ダブルボギーの67で回り、首位と1打差の2位に急浮上した。

 首位から出た工藤遥加は1バーディー、2ボギーの73で通算9アンダーにスコアを落としたが、首位をキープ。プロ野球ソフトバンク工藤公康監督の長女はプロ11年目で悲願のツアー初優勝を目指す。

 1打差2位で新垣とともに勝みなみが追う。首位と2打差の4位にアマチュアの岩井明愛が続く。今年12戦で5勝と絶好調の稲見萌寧は首位と5打差の11位。

 最終18番パー5。新垣は残り205ヤードから3ウッドでグリーンカラーまで運んだ。カップまで3メートル弱のイーグルパットは惜しくも外したが、見事なバーディーフィニッシュ。首位と1打差の2位に急浮上した。最終組で回る最終日に向け「最後まで優勝争いから外れないように頑張ります」と意欲的に話した。

 同じ沖縄県出身の女優の新垣結衣が歌手で俳優の星野源と電撃結婚。2人が主演したドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」は熱心に見ていたという。「ドラマのストーリー通りに主演の2人が結婚するのはうれしいですね」と新垣は笑顔で話した。同じ新垣だが、新垣比菜は「あらがき」ではなく「あらかき」。女子ゴルフ界の“カッキー”は、逃げるのではなく、1打差を追いかけ、2018年のサイバーエージェントレディス以来、3年ぶりの2勝目を狙う。

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