◆女子プロゴルフツアー リゾートトラストレディス 最終日(30日、愛知・セントクリークGC=6605ヤード、パー72)
第3日を終えて首位の工藤遥加、1打差2位の勝みなみと新垣比菜の最終組がハーフターンした。
工藤遥加は前半9ホールで1バーディー、2ボギー、1トリプルボギーの40と崩れ、通算5アンダーで首位と3打差の5位に後退した。2番パー4でバーディーを先行させたが、続く3番パー3で痛恨のトリプルボギー。9番パー4ではフェアウェーから池越えの第2打をピン左80センチににピタリと寄せたが、決められずにパー。流れをつかめないまま、サンデーバックナイン(最終日の後半9ホール)に向かった。
勝は1番でダブルボギーをたたいたが、5番、6番で連続バーディーを奪い、スタート時と同じ通算8アンダーにスコアを戻し、首位に浮上した。波乱含みの最終組で、勝は2年ぶりの通算5勝目を目指す。
新垣は2番でバーディーを先行させたものの、3番で「7」の大たたき。さらに4番ボギー、5番ダブルボギーと大きく崩れて前半42。通算2アンダーで首位と6打差の16位と大きく後退した。
10番まで消化した大里桃子が1打差の2位。さらに1打差の3位に、ともに10番まで終えた比嘉真美子と山下美夢有が続く。
今年12戦で5勝の稲見萌寧は5打差の11位からスタートしたが、12番まで1バーディー、2ボギーと、ここまで得意の猛チャージが不発で5打差の15位としている。
2打差の4位から出た18歳のアマチュア岩井明愛は10番まで六つもスコアを落として、24位に後退した。