笹生優花が単独首位で決勝Rへ 渋野日向子はメジャーで2戦連続予選落ち


◆米女子プロゴルフツアー メジャー第2戦 全米女子オープン第2日(4日、米カリフォルニア州オリンピックC=6362ヤード、パー71)

 第2ラウンド(R)が行われ、2打差の6位から出た笹生優花は6バーディー、2ボギーの67をマーク。通算6アンダーで単独首位に立った。19年大会を制したイ・ジョンウン6(韓国)が1打差の2位につけた。笹生はアマチュア時代を含め3度目の出場で、昨年大会は13位と好成績。日本ツアー通算2勝の大物ルーキーが初のメジャータイトル獲得を目指す。

 5打差の26位から出た畑岡奈紗は7バーディーを量産し、3ボギー、1ダブルボギーの69。1アンダーに伸ばし、5打差の9位に浮上。84位で出た上原彩子は2バーディー、2ボギーの71で回り5オーバーで47位に順位を押し上げた。11人が出場する日本勢では笹生と上原、畑岡の3人が決勝Rに進んだ。

 畑岡と予選ラウンドを同組でプレーした渋野日向子は41位で出て、この日はグリーン上で苦戦。1バーディー、6ボギーの76とスコアを伸ばせず、7オーバーで67位に後退。カットラインに1打及ばず、4月のANAインスピレーションに続くメジャーで2戦連続予選落ちを喫した。前週の日本ツアーで優勝した勝みなみも84位で出て73と伸ばせず67位で決勝Rに進めなかった。

 三宅百佳は76で10オーバー91位、81で回った川満陽香理は12オーバー113位、4月のオーガスタ・ナショナル女子アマチュア選手権を制した梶谷翼は79と伸ばせず、14オーバー126位でいずれも予選落ちとなった。

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