日本ゴルフ協会は22日、東京五輪ゴルフ競技代表にあたる「ナショナルフェデレーション(NF)」の男子候補選手に21日付の五輪ランクを基に、松山英樹(LEXUS)と星野陸也(フリー)が決まったことを受け、談話を発表した。
松山英樹「東京五輪ゴルフ競技日本代表NF候補選手に決定したことを光栄に思います。ジュニア時代から慣れ親しみ、コースの特徴もわかっている霞ケ関CCでの開催ですので、良い結果が残せるように、開催までショット、パットの調整を進めていきます。今年は、マスターズでグリーンジャケットを着ることができ、日本のゴルフファンの皆さんにも喜んでいただけたと思います。五輪でも、メダルを獲得して、たくさんの方々にゴルフの素晴らしさを知っていただけるように頑張ります」
星野陸也「東京五輪ゴルフ競技日本代表NF候補選手となれたことを、うれしく思います。今シーズンは、国内ツアーで複数回優勝し、海外メジャーにも出場するなど、自分自身でも成長と好調を実感しています。その中で開催される東京五輪ゴルフ競技では、自分ができる最大限のパフォーマンスを発揮して、感動を与えられるようなプレーができるようにしっかり準備して挑みたいと思います。このような大変な状況の中、ご尽力いただくすべての方への感謝の思いを忘れずに、皆さんの期待に応えられるように頑張ります」
丸山茂樹ヘッドコーチ「松山選手はマスターズチャンピオンとして、とてつもなく大きな勲章を背負ってプレーすることになります。自国開催の東京五輪でも頂点の金メダルを目指して頑張ってほしいです。星野選手は、全米オープンでも予選を通過するなど、ここ数試合の怒濤(どとう)の追い上げで候補選手の座を獲得したことを本当に素晴らしく思います。星野選手にも、松山選手同様、是非金メダルを目指してほしいと思います」。
NF男子候補選手のリザーブ選手には、〈1〉金谷拓実〈2〉今平周吾〈3〉石川遼〈4〉木下稜介〈5〉稲森佑貴が選ばれた。