メジャー連勝狙う笹生優花は70に「結果的には良い。内容的にはまだまだ」…全米女子プロ選手権


◆女子プロゴルフツアー 海外メジャー第3戦 全米女子プロ選手権 第2日(25日、米ジョージア州アトランタ・アスレチッククラブ=6740ヤード、パー72)

 全米女子オープンで日本女子3人目のメジャー制覇を成し遂げた、笹生優花(20)=ICTSI=は首位と6打差の39位で出て4バーディー、1ダブルボギーの70をマーク。通算1アンダーで、首位と10打差の32位に浮上した。

 2016年リオ五輪金メダリストの朴仁妃(韓国)、メジャー1勝の飛ばし屋のレキシー・トンプソン(米国)と同じ注目組でのスタート。10番から出て、13番で3メートルを沈めてバーディーを先行させて喝采を浴びた。18番パー5はドライバーで左の池に入れるも、4打目を1・5メートルにつけてナイスパーでしのいだ。

 折り返した1番は、3メートルにつけて伸ばした。4番パー3はアイアンでの第1打をグリーン左の池に入れてダブルボギーを喫した。5番パー5は、6メートルのパーパットをねじ込んでパーセーブ。ティーグラウンドが229ヤードの位置まで前に出された6番パー4は、3ウッドで1オンに成功してバーディーを奪った。7番パー3も、アイアンでの第1打をピン右1メートルにつけるスーパーショットで伸ばした。

 この日の主要スタッツは平均飛距離は277ヤード。フェアウェーキープ率は50%。パーオン率は77・78%、計30パットとなった。ただ2度、池に入れたこともあり「結果的には良いかなと思うんですけど、内容的にはまだまだなので。少し練習して、明日も頑張りたいです」と反省していた。26日の第3ラウンドに向けては「今日よりも内容が良くなるように、頑張りたいと思います」と話し、大勢のファンからのサインなどのリクエストに快く応じていた。

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