渋野日向子は3アンダーの暫定17位 アマ時代から知り合いのハウスキャディーとラウンド


11番、ティーショットを放つ渋野日向子 (カメラ・馬場 秀則)

11番、ティーショットを放つ渋野日向子 (カメラ・馬場 秀則)

◆女子プロゴルフツアー 楽天スーパーレディース 第1日(29日、兵庫・東急グランドオークGC=6568ヤード、パー72)

 国内女子ツアーの新規大会、楽天スーパーレディースが開幕した。米ツアーから帰国3戦目で、午前組の渋野日向子(サントリー)は3バーディー、ボギーなしの69で回り、3アンダー。ホールアウト時点で暫定17位とした。

 10番からスタートし、パー4の16番でバーディー。前半を1アンダーで折り返した。後半、パー5の4番では、残り243ヤードの第2打を3ウッドで2オンに成功。20メートル弱のイーグルパットは入らなかったが、1・2メートルを沈めてバーディー。ボギーなしのラウンドに「ショットも安定してきているので、もう少しパットが入れば。前に日本でプレーしていた3月に比べると、思い切り振れるようになったし、ドライバーの飛距離も出て安定感が増していると思う」と手応え。会場に訪れたギャラリーを魅了した。

 今大会は地元・岡山に隣接する兵庫・東急グランドオークGCで開催されており、渋野はハウスキャディーとラウンド。アマチュアの頃から知り合っており、「プロテストやQTの時に、知り合いがここ(東急グランドオークGC)にいるよと聞いて出会いました。練習ラウンドに付いてもらったり、お食事も何回か行かせてもらって。今回は事前にお願いしました」と、経緯を説明。渋野は6月の海外メジャー、全米女子プロ選手権の第3日に帯同キャディーの新型コロナ陽性で急きょハウスキャディーとラウンドする緊急事態を経験していた。

 この日は午前7時55分スタートだったため、暑さにはあまり苦戦しなかった様子。しかし、第2日(30日)は午後0時20分スタートのため、「あしたが不安だねと言いながら回っていました」と、炎天下でのスタートを警戒。「あしたも、きょうみたいなゴルフができれば」と意気込んだ。

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