東京五輪銀メダルの稲見萌寧が首位キープ 夢の「ぶっちぎり」優勝なるか


5番、ティーショットを放つ稲見萌寧

5番、ティーショットを放つ稲見萌寧

◆女子プロゴルフツアー CATレディース 第2日(21日、神奈川・大箱根CC=6638ヤード、パー72)

 最終組がハーフターン。首位からスタートした東京五輪銀メダルの稲見萌寧(都築電気)は前半の9ホールを3バーディー、1ボギーの34で回り、通算9アンダーで首位をキープしている。

 賞金ランク2位の稲見は初日に2001年大会で具玉姫がマークしたパー72における大会コース記録(67)を2打更新する65をマークし、堂々の首位スタートを切った。日本ゴルフ界初の五輪メダリストが目指す究極の目標は「絶対王者」。「絶対王者とは毎週、ぶっちぎりで勝つことですね。大差をつけて勝ち続けることが一番の夢です。ハラハラドキドキしたくないので」と笑顔を交えて野望を明かした。大会の折り返しを迎えた段階で、首位をキープし、2位との差は1打。ただ、勝つだけではなく、理想の「ぶっちぎり」ができるか、後半戦も注目される。

 1998年度生まれ「黄金世代」として10人目の優勝を目指す高橋彩華(東芝)が1打差の2位で追う。2打差の3位は、2大会前の楽天スーパーレディースで初優勝を飾った吉田優利(エプソン)。先週のNEC軽井沢72で優勝した賞金ランク1位の小祝さくら(ニトリ)は4打差7位。

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