小祝さくら
◆女子プロゴルフツアー ニトリレディス 指定練習日（２５日、北海道・小樽ＣＣ＝６７７５ヤード、パー７３）
８月のＮＥＣ軽井沢７２、ＣＡＴレディースを制し、史上３人目の３週連続優勝が懸かるホステスプロの小祝さくら（ニトリ）が公式会見に登場した。ツアー屈指の難コース、小樽ＣＣの印象を「ラフが去年より短くなっていたり、１６番パー４がパー５になったり、例年とは違った感じ」と分析。「ラフへの恐怖心が減ったのはあるけど、木が出てて狭いホールもあるので、ショットは他のコースより集中していかないといけない」と気を引き締めた。
３週連続優勝なら、２００７年の全美貞（韓国）、１９年の鈴木愛以来、史上３人目の快挙。「いろんな方に３週連続（優勝）がんばってね、と言われる」そうだが、「自分の中ではそんなに気にしていない。ここで３週連続（優勝）できたらこれほどうれしいことはないけど、現実を考えたら難しい。コースがコースなので、ゴルフがかみ合わないと厳しい」と見据えた。
昨年は優勝した笹生優花に２打及ばず２位となった大会で、地元・北海道で初Ｖの期待も背負う。「毎年このコースは難しくて、あまり良い成績を残せる自信がなかったけど、去年は優勝争いもできた。あまり気負わず最後まで集中力を切らさずにプレーしたい」。自身も地元開催への思いは強く「地元の３試合はいつも優勝したいという感じで臨んでいるが、なかなかうまくいかない。地元優勝をいつかしたい。ただ、今のショットでは厳しいので、しっかり調整したい」と意気込んだ。