畑岡奈紗が18年以来の大会2勝目「15番辺りからきつかった」「今までの優勝で一番緊張」


◆米女子プロゴルフツアー アーカンソー選手権 最終日(26日、米アーカンソー州ピナクルCC=6438ヤード、パー71)

 首位タイから出た畑岡奈紗(アビームコンサルティング)が5バーディー、1ボギーの67で回り、通算16アンダーで7月のマラソン・クラシック以来となる今季2勝目、米ツアー通算5勝目を飾った。今大会では2018年大会以来の優勝を手にした。

 前半に4バーディーでスコアを快調に伸ばすと、後半は苦しい展開もイーブンと粘り、2位の2人に1打差で競り勝った。

 畑岡は中継インタビューで「残り5ホール(全てパー)は緊張感の高い中やっていたけど、最後勝ち切れてよかった。ウォルマートは初優勝したトーナメントで思い出深いコースの一つなので、3年ぶりに勝つことができてすごくよかった。2018年はバックナインでたくさんバーディーが取れていたなと思って、今回は違う流れでの終わり方だったけど、勝つことができてよかった」と振り返った。

 スタート前は「20アンダーを目標にやっていた」というが、「途中から風も強くなり、ショットは13番以外は完璧にできてチャンスも後半も多かったけど、なかなかパッティングが思うように打てなくなった。15番辺りから本当にきつかった」と語った。

 18年大会と違い、13番でボギーを喫した。「ティーショットをフェアウェーに運んでも今回はボギーだったので、最後までゴルフは何があるか分からないと感じた。今までの優勝で一番緊張しました」と、安どの表情を浮かべた。

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