渋野日向子は75で1オーバーに後退「今日みたいなゴルフは2度としたくない」


歓声を浴びる渋野日向子㊧。稲見萌寧㊥は原英莉花とグータッチ

歓声を浴びる渋野日向子㊧。稲見萌寧㊥は原英莉花とグータッチ

◆女子プロゴルフツアー ▽2021年メジャー第3戦 日本女子オープン 第2日(2日、栃木・烏山城CC=6550ヤード、パー71)

 2打差4位で出た渋野日向子(サントリー)は1バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの75とスコアを落とし、通算1オーバー、暫定40位でホールアウトした。出だしの10番で4パットのダブルボギー、続く11番、17番でもボギーを喫した。18番は約10メートルのパーパットを沈め、ナイスパー。後半はイーブンだった。

 渋野は「パッティングがかみ合わない中、何とかこのスコアで耐えられた。パットだけでなく、ショットも荒れてしまった。最後まで修正できず、何とか気力で頑張った」と悔しそうな表情を浮かべた。

 出だしの2ホールで3つ落とす苦しい展開に「今日はこういう日なんだな。欲深くいくのはやめようという判断をした」と振り返り、「自分に失望しながらも、何とか最後まで耐えた」と声を絞り出した。

 稲見萌寧、原英莉花との同組で多くのギャラリーを引き連れてプレーした。「盛り上げてくださって、すごくうれしい。ギャラリーさんの力を借りながらやっていた。ナイスパーとか頑張って、と声援をくれたり、(コロナ禍より前の)2年前はすごく当たり前のことだったけど、こんな自分を応援してもらえてるというのがすごく伝わってきた。しっかり応えられるようにしたい」と感謝を述べた。

 進出が確実な決勝ラウンドに向けては「今日みたいなゴルフを2度としたくない。明日はとりあえず切り替えて、なるべく今よりいい位置で終われるように」と気持ちを切り替えた。

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