笹生優花「楽しく回れた」6月の全米女子オープン以来の米2勝目へ4打差2位浮上


笹生優花

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◆米女子プロゴルフツアー ファウンダーズ・カップ 第3日(9日、米ニュージャージー州マウンテン・リッジCC=6656ヤード、パー71)

 日没順延された第2ラウンド(R)の残りと第3Rが行われ、全組が第3Rまで競技を終えた。

 第2Rの残りの5ホールを消化した笹生優花(ICTSI)は6打差の9位から第3Rをスタートさせ、5バーディー、1ボギーの67をマークし、通算9アンダーで4打差の2位に浮上した。6月のメジャー、全米女子オープン以来となるツアー通算2勝目を目指す。

 第2Rの残り5ホールを1バーディー、1ボギーで終えた。第3Rは5番で約2メートルを沈めてバーディーを先行。6番も連続で伸ばした。8番パー5ではフェアウェーからの第3打をピン奥約1メートルにつけてバーディー。後半も流れを切らさず、14番で1つ伸ばし、15番パー5(489ヤード)では飛距離を生かして2オンし、5つ目のバーディーを奪取。17番でボギーをたたいたが、首位の高真栄(韓国)の背中が見える4打差の2位まで浮上した。

 ホールアウト後のテレビインタビューでは「寒かったし、風もあったけど、ゴルフも良かったし、楽しく回れたので良かったです。パターの感覚はまあまあいいと思います」とうなずいた。4打差を追いかける最終日に向けては「今日できたことを最終日でも続けることです。全てのショットを楽しむことが重要。明日も勉強しながら頑張ります」と気持ちを引き締めた。

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