１８番でパーパットを沈めて優勝し、笑顔を見せる古江彩佳
◆女子プロゴルフツアー ＮＯＢＵＴＡ ＧＲＯＵＰ マスターズＧＣレディース 最終日（２４日、兵庫・マスターズＧＣ＝６５７１ヤード、パー７２）
単独首位から出た古江彩佳が通算１２アンダーで優勝し、今季５勝目を挙げた。
古江は前週の富士通レディースに続く２週連続優勝で、昨年１１月の伊藤園レディス、大王製紙 エリエールレディス以来の２度目の２週連続Ｖとなった。最後のパーパットを決めると、右手を挙げて喜びを表現。地元・兵庫で初優勝し、応援に駆けつけた観客から大きな拍手を浴びた。これで優勝賞金３６００万円を獲得。賞金ランクは稲見萌寧に次ぐ２位に浮上した。
２打差の４位から出た西郷真央が５バーディー、１ボギーの６８で回り、スコアを４つ伸ばして通算１１アンダーで２位。西郷は初優勝を目指したが、今季６度目の２位となった。
２打差の３位は最終組で回りスコアを２つ伸ばした菊地絵理香。４位には１打差２位スタートだった勝みなみが入った。今大会限りで日本での７年間の現役生活を終えるキム・ハヌルは、通算２アンダーの２０位。
賞金ランクトップで今季８勝の稲見萌寧は、５打差１０位に付けていたが、腰痛のため最終ラウンドのスタート前に棄権した。