賞金1位・稲見萌寧が通算10アンダーで単独首位に浮上 賞金2位・古江彩佳は9差13位 渋野日向子は3戦ぶり予選落ち


3番、ティーショットを放つ稲見萌寧

3番、ティーショットを放つ稲見萌寧

◇女子プロゴルフツアー 伊藤園レディス 第2日(13日、千葉・グレートアイランドC=6741ヤード、パー72)

 第2ラウンドが行われ、2打差3位から出た賞金ランク1位の稲見萌寧が、8バーディー、ボギーなし、この日のベストスコア64をマーク。通算10アンダーで単独トップに浮上した。9月の日本女子プロ選手権以来となる今季9勝目で、初の賞金女王へ弾みをつける。

 首位スタートの上田桃子が1イーグル、7バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの67と伸ばし、9アンダーで1打差2位につけた。6月に結婚したベテランは4月のパナソニック・オープン以来のツアー優勝となる“ミセス”初Vを狙う。

 14位から出た山下美夢有が65をマークし、6アンダーで4打差3位に浮上。首位スタートの青木瀬令奈と金沢志奈が5アンダーで5打差4位、勝みなみ、西郷真央、森田遥が4アンダーで6打差6位につけた。宮里美香が66で回り、3アンダーで9位に浮上した。

 賞金ランク2位で、約397万円差を追う古江彩佳は11位から出て71で回り、1アンダーで9打差13位につけた。

 32位から出た渋野日向子は75と伸ばせず、6オーバーで67位。カットラインに1打及ばず、3戦ぶりの予選落ちを喫した。

 賞金ランク3位の小祝さくらは77位から出て、76と下げて、通算11オーバーの84位で予選落ち。初の賞金女王の可能性は消滅した。

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