小祝さくら、今季5度目の予選落ちで初の賞金女王の可能性が消滅「悔しい結果…実力なので」


1番、第2打を放つ小祝さくら。通算11オーバー84位タイ(カメラ・山崎 賢人)

1番、第2打を放つ小祝さくら。通算11オーバー84位タイ(カメラ・山崎 賢人)

◆女子プロゴルフツアー ▽伊藤園レディス 第2日(13日、千葉・グレートアイランドC=6741ヤード、パー72)

 今季ツアー5勝で、賞金ランク3位の小祝さくらが77位からスタートし、1バーディー、1ボギー、2ダブルボギーの、76とスコアを伸ばせず通算11オーバーの84位で、今季5度目の予選落ちを喫した。「昨日よりは(ショットが)マシだったけど、本当に今週はチャンスが少なくて2日間でバーディーも1つしかなくて。2日間だけどものすごく長く感じた1週間でした…」と疲労感をにじませた。

 今季ツアーは今大会を含めて残り3戦。今大会の開幕前に賞金ランク1位の稲見萌寧と約5309万円差になっており、今年のオフに掲げた初の賞金女王に輝くためには、今大会で単独5位以上に入る必要があった。「この試合でいい結果を残せたことがないので、賞金女王争いもだけど、悔しい結果で終わってしまって…まあもう実力なので。これも受け止めてしっかりと頑張りたいです」と話した。

 今年前半戦はショットでスコアをつくり、3月に2勝して賞金ランク1位に浮上。8月には2週連続優勝も飾った。だが、9月以降はショットが不振になり、トップ10が一度と苦戦。9月の日本女子プロ選手権を制した稲見に賞金ランクトップの座を約6か月ぶりに明け渡し、直近4戦で3勝の古江彩佳にも抜かれていた。今年は次戦を含めて残り2戦は有観客試合の予定で、「残り2試合、まずは調子を上げないと。練習して切り替えたい」。ファンの前で好プレーを見せる。

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