5年ぶり通算15勝目の谷原秀人「最後入れないとプレーオフで負ける。絶対に入れてやると」


谷原秀人

谷原秀人

◆男子プロゴルフツアー 三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日(14日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)

 谷原秀人(国際スポーツ振興協会)が4バーディー、4ボギーの70で、通算6アンダーで逃げ切り、2016年以来の通算15勝目を挙げた。1打リードの最終18番で約6メートルのバーディーパットを沈め、勝負を決めた。

 谷原は観衆を前に「金谷(拓実)が絶対に(バーディーパットを)入れるのは分かっていた。僕が入れないとプレーオフになって負けるのも分かっていたので、絶対に入れてやると思っていました。最終組(は3人とも伸ばし切れず)グダグダでしたけど、苦しい試合で5年ぶり…。広島の先輩に気をつかってくれたんですかね。優しい後輩たち(金谷、幡地隆寛)です。(最後の4ホール)久々にしびれました。しびれる感覚を味わいたくてやっている。これもギャラリーの皆さんのおかげです。ギャラリーの皆さんがいないと、選手はしびれる感覚が全くないので、今回応援していただいて、本当にうれしい。ありがとうございます!」と喜びに浸った。

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