金谷拓実は単独2位で賞金ランク首位浮上「賞金王を取りたい」


6番でバンカーショットを放つ金谷

6番でバンカーショットを放つ金谷

◆男子プロゴルフツアー 三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日(14日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)

 2打差の2位で出た金谷拓実(Yogibo)は2バーディー、1ボギーの69で通算5アンダーで、優勝した谷原秀人と1打差の2位で終えた。賞金1500万円を加算し、今季獲得賞金を1億267万7355円とし、今週53位の木下稜介を抜いて賞金ランク首位に浮上した。

 序盤に4打離された金谷は粘りのプレーで14番では首位に並んだ。最後はベテランの谷原に競り負けたが、18番では1・5メートルのバーディー締めで単独2位となった。

 「最後まで一生懸命プレーしたけど、谷原さんのプレーが素晴らしかった。今日は自分のプレーはやり切った。優勝を目指したけど、今回は届かなかった。足りなかった部分をしっかり考えて、次は好きな宮崎の大会(昨年制したダンロップフェニックス)なので、優勝したい」

 シーズンは残り3試合。松山英樹以来となるルーキーシーズンでの賞金王に向け、「もちろん賞金王を取りたいと思う。世界ランキングも今週で少し上がると思うので、(来春のマスターズ出場に向け)次は優勝して確定させたい」と誓った。

最新のカテゴリー記事