女王に王手、稲見萌寧が腰痛でプロアマを欠場「今日やったらやばいと思って」 試合は出場予定


エリエールレディスのプロアマ戦を腰痛のため欠場した稲見萌寧(大会提供)

エリエールレディスのプロアマ戦を腰痛のため欠場した稲見萌寧(大会提供)

◆女子プロゴルフツアー 大王製紙エリエールレディス プロアマ(17日、愛媛・エリエールGC松山=6545ヤード、パー71)

 前週大会で今季9勝目を挙げ、初の賞金女王に王手を掛けている賞金ランク1位の稲見萌寧(都築電気)がこの日のプロアマ戦を腰痛のため、欠場した。18日からの本戦は現状、出場予定となっている。

 コースに来場した稲見は大会を通じて「(腰の)痛みはずっとある。昨日は寒くて、冷えて固まって痛いなという違和感があった。(4週前の)マスターズGCレディースの時に、(腰が)痛い中プロアマを回って、それで最終日に痛くなり、歩けなくなって(棄権して)しまったのがよぎった。今日やったらやばいかなと思って…この後は病院に行こうと思う」と、状態を説明した。

 今週に賞金女王が決まる可能性があるが、「あまり気にしていない。賞金ランクは抜かれたら仕方ない。そのままキープできたらいいことですけど、それよりも目の前の試合を頑張ることが大事。(このコースは)少し苦手であまりよくない。2年連続予選落ちです」と続け、大会に向けて「まずは予選通過して、そこからスコアを伸ばして順位を上げたい」とコメントした。

 稲見は賞金ランク2位の古江彩佳(富士通)に今季賞金総額で約1697万円差をつけている。

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