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10番、ティーショットを放つ星野陸也(カメラ・馬場 秀則)
◆男子プロゴルフツアー ダンロップフェニックス 第1日(18日、宮崎・フェニックスCC=7042ヤード、パー71)
曇天の下、2年ぶりの有観客開催で主要組が前半9ホールを折り返した。ツアー初優勝を目指す永野竜太郎、2018年大会王者の市原弘大が5アンダーの首位に並んでいる。
ツアー通算8勝の手嶋多一、R・ジョン(カナダ)、賞金ランク2位の木下稜介が1打差の3位で追う。前週、5年ぶりの通算15勝目を挙げた谷原秀人、大会主催者と用具契約するホストプロで賞金ランク3位の星野陸也、14年賞金王・小田孔明、12年賞金王の藤田寛之、日米通算8勝の小平智、ツアー2勝の比嘉一貴らが3アンダーの6位につけている。
19年大会王者の今平周吾は2アンダーの12位。賞金ランク5位の稲森佑貴は1アンダーの22位。今大会がプロデビュー戦の杉原大河(東北福祉大4年)、久常涼はイーブンパーの33位。昨年大会覇者で賞金ランク1位の金谷拓実は1オーバーの53位。賞金ランク4位のC・キム(米国)、10年大会王者の池田勇太は2オーバーの64位となっている。
大会初日は「医療従事者へ感謝day」として、新型コロナの医療従事者への感謝の気持ちを表して来場する選手、大会関係者、ギャラリーが一体となって「青色」で会場内を染める企画が展開中。ギャラリーには青い大会キャップを配布し、大会関係者には青いマスクとステッカーを配布されている。
賞金総額1億5000万円(優勝賞金3000万円)で4日間、84選手が参加して感染症対策のため、一日上限5000人で2年ぶりの有観客で開催されている。