大会ホストプロの秋吉翔太が10アンダーの単独首位、賞金ランク2位の木下稜介は3差5位


10番、ティーショットを放つ秋吉翔太

10番、ティーショットを放つ秋吉翔太

◆男子プロゴルフツアー ダンロップフェニックス 第2日(19日、宮崎・フェニックスCC=7042ヤード、パー71)

 強い日差しの下、2年ぶりの有観客開催での予選ラウンドが終了した。大会主催者と用具契約を結ぶツアー2勝の秋吉翔太が首位タイで出て5バーディー、3ボギーの69で回り、通算10アンダーの単独首位に浮上した。

 初優勝を目指す古川雄大が1打差の2位。ツアー1勝の片岡尚之、杉本エリックが8アンダーの3位に並んでいる。

 賞金ランク2位の木下稜介、ツアー2勝の比嘉一貴、12年賞金王で賞金ランク68位の藤田寛之、19年大会王者の今平周吾らが7アンダーの5位で続く。賞金ランク3位の星野陸也、いずれも初優勝を狙う小斉平優和、久常涼、永野竜太郎が6アンダーの10位に並んだ。

 前週、5年ぶりの通算15勝目を挙げた谷原秀人、大会主催者と用具契約する香妻陣一朗、賞金ランク4位のC・キム(米国)、永久シード保持者の片山晋呉は4アンダーの20位。昨年大会覇者で賞金ランク1位の金谷拓実は2アンダーの31位となっている。

 一方で、10年大会覇者の池田勇太は3オーバーの66位、賞金ランク5位の稲森佑貴は5オーバーの74位で予選落ち。今大会がプロデビュー戦の杉原大河(東北福祉大4年)も80と崩れ、6オーバーの77位で決勝ラウンドには進めなかった。

 賞金総額1億5000万円(優勝賞金3000万円)で4日間、一日上限5000人で2年ぶりの有観客で開催されている。

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