稲見萌寧は67で首位と7差17位浮上 古江彩佳は71と伸ばせず38位後退


稲見萌寧

稲見萌寧

◆女子プロゴルフツアー ▽大王製紙エリエールレディス 第2日(19日、愛媛・エリエールGC松山=6545ヤード、パー71)

 前週の伊藤園レディスで今季9勝目を挙げ、初の賞金女王に王手をかける稲見萌寧(都築電気)は40位から出て5バーディー、1ボギーの67で、通算5アンダーの17位に浮上した。約1697万円差のランク2位で追う古江彩佳(富士通)は31位から出て、4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの71とスコアを伸ばせず、2アンダーで38位に後退した。

 稲見は腰痛を抱える中、「一番の目標だった、予選通過が達成できて良かった」とうなずいた。首位と7打差を追う残り2日に向けては「そこ(優勝)は意識せず、自分が少しでも伸ばせたら」と冷静に見据えた。

 今大会で稲見が優勝し、古江が5位タイや単独6位以下なら賞金女王が決まる。前年大会覇者の古江は16番パー3で痛恨のダブルボギーを喫する場面もあり「今日はショットが悪く、苦しかった」と悔しそうに話した。それでも直後の17番パー5では、2オンを狙わずに刻む作戦が奏功し、バーディー。「グリーンに届かせようと(2打目で)3ウッドを持ったけど、ライが難しかった。レイアップしてチャンスがくればバーディーでラッキーという感じでした。正解でした」と振り返った。

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