堀川未来夢が通算19アンダーで2勝目 63の宮里優作は3年ぶりの日本シリーズJTカップ出場権獲得


1番、ティーショットを放つ堀川未来夢(カメラ・谷口 健二)

1番、ティーショットを放つ堀川未来夢(カメラ・谷口 健二)

◆男子プロゴルフツアー ▽カシオワールドオープン 最終日(28日、高知・Kochi黒潮CC=7335ヤード、パー72)

 堀川未来夢(Wave Energy)が単独首位で出て6バーディー、1ボギーの67をマーク。初日から首位を譲らず、通算19アンダーで2019年6月以来のツアー2勝目を完全優勝で飾った。

 17年賞金王の宮里優作はこの日のベストスコア63をマーク。2打差の2位に入り、賞金ランク44位から26位にジャンプアップして3年ぶり9度目の最終戦のメジャー、日本シリーズJTカップ(2日開幕・東京よみうりCC)出場権を手にした。18年&19年賞金王の今平周吾も2打差の2位も、3季連続の賞金王は消滅した。

 67で回った金谷拓実は3打差の4位で賞金ランク3位は変わらず。賞金王の行方は1位のC・キム(米国)、木下稜介、金谷、4位の星野陸也、稲森佑貴の5人に絞られた。9月にツアー史上5人目のアマチュア優勝を遂げた中島啓太(日体大3年)は、11アンダーの14位でベストアマチュア賞を獲得した。

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