◆報知新聞社主催 男子プロゴルフツアー2020―21年最終戦 日本シリーズJTカップ 第2日(3日、東京・稲城市 東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)
第2ラウンドが行われ、1打差2位から出た「シリーズ男」宮里優作が65をマークし、通算9アンダーで単独首位に立った。7バーディー、2ボギーで回り、13、17年に次ぐ4年周期での日本シリーズ制覇へ絶好の位置につけた。
賞金ランク4位から逆転賞金王を狙う星野陸也が3打差7位でスタートし、66と伸ばして6アンダーで3打差2位に浮上した。今季ツアー3勝の25歳は逆転賞金王には優勝が必須となっている。
7位から出た谷原秀人とツアー初優勝を目指す永野竜太郎が5アンダーで4打差3位。9年ぶり出場の上井邦裕、稲森佑貴、池村寛世の3人が4アンダーで5打差5位に並んだ。初日単独首位発進した香妻陣一朗は72と伸ばせず、3アンダー8位に後退した。
賞金ランク3位から逆転賞金王を狙う金谷拓実は初日21位と出遅れたが、67と巻き返し、2アンダーで7打差13位に浮上した。金谷も逆転賞金王には優勝が条件となっている。
4打差9位から出たアマチュアの中島啓太は70と伸ばせず、1アンダー15位に後退した。
賞金ランク2位の木下稜介は21位で出て70で回り、1オーバー。10打差の20位で賞金ランク1位のチャン・キム(米国)と並んだ。逆転賞金王に向けて、約1239万円差でC・キムを追う木下は単独2位以上が必須となっている。