日本シリーズJTカップ第3R全組スタート 首位の宮里優作は1番で劇的なチップインパー発進


3番、ティーショットを放つ宮里優作(カメラ・相川 和寛)

3番、ティーショットを放つ宮里優作(カメラ・相川 和寛)

◆男子プロゴルフツアー 最終戦メジャー 日本シリーズJTカップ 第3日(4日、東京・東京よみうりCC=7023ヤード、パー70、報知新聞社主催)

 2020―21年シーズン最終戦は雪化粧した富士山が望む中、第3ラウンドの全組がスタートした。3打差首位で出た2013年&17年大会王者の宮里優作は、劇的な“チップインパー”で1番を滑り出した。

 第1打を左の斜面へと曲げ、前方の木が邪魔で2打目をフェアウェー左にレイアップ。3打目はグリーン左手前のエッジへ。ウェッジでの4打目のアプローチがカップへと転がって入り、劇的なパーセーブ。大勢のギャラリーからどよめきと拍手がわき起こった。宮里は、13年大会でも最終18番パー3で劇的な“チップインパー”を決めて涙のツアー初優勝を飾っており、4年ぶりの8勝目を予感させる一打となった。

 ツアー通算15勝の谷原秀人、今大会勝てば逆転賞金王となる賞金ランク4位の星野陸也と同じ最終組でのラウンドとなっている。

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