
通算12アンダーで優勝した谷原秀人(カメラ・相川 和寛)
◆男子プロゴルフツアー 最終戦メジャー 日本シリーズJTカップ 最終日(5日、東京・東京よみうりCC=7023ヤード、パー70、報知新聞社主催)
最終ラウンドが行われ、首位で出た43歳の谷原秀人(国際スポーツ振興協会)が3バーディー、2ボギーの69で回り、通算12アンダーで優勝した。
前半で首位から陥落も、13番で長いバーディーパットを沈めて息を吹き返すと、16番で単独トップを奪い返した。今季2勝目、ツアー通算16勝目。
尾崎将司、青木功、藤田寛之に次ぐ歴代4番目の年長優勝で、2016年日本プロ選手権に続く日本タイトル2冠を手にした。
3位で出た宮里優作(フリー)は68で回り、10アンダー2位。
優勝が条件だった逆転キングへ7位でスタートした金谷拓実(Yogibo)は、ベストスコアの66をたたき出す反撃を見せたが、9アンダー3位だった。
今季最終戦を終え、3勝のチャン・キムが1987年のデビッド・イシイ以来2人目の米国人賞金王に輝いた。
谷原秀人「13回も出て、勝てていないのはしんどいという思いがありました。前半からショットもパットもうまくいかず、チャンスがあれば後半だなと思っていたのがうまくはまり、こうやって優勝ができました。16、17番はいいパットが決まってくれた。43歳にしてまさかメジャーで勝てるとは思っていなかったので、非常にうれしい。ギャラリーの皆さんの声援のおかげで優勝することができました」