8年ぶり日本ツアー本格復帰の横峯さくら「まずは優勝したい」子育てとの両立についても言及


横峯さくら

横峯さくら

 日本女子プロゴルフツアー通算23勝の横峯さくら(エプソン)が27日、用具契約を結ぶキャロウェイゴルフのライブ配信に登場。3月3日から始まる今季国内ツアー開幕戦、ダイキンオーキッドレディス(沖縄・琉球GC)に向け、意気込みなどを語った。

 横峯は2015年から昨季まで米女子ツアーを主戦場に戦った。今季は米女子ツアーの出場権を持ちながら、残り7勝としている国内ツアーでの「永久シード獲得」に目標を置き換えた。昨年末に今季ツアー出場権を懸けた最終予選会を21位で突破。8年ぶりとなる日本ツアー本格参戦に向けて「前回の優勝から8年ぐらい遠ざかっているので、まずは優勝したい。最終的には永久シードを取れるようにやっていけたら」と決意を語った。

 プライベートでは、昨年2月に夫・森川陽太郎さんとの間に第1子となる長男・桃琉(とうり)君が誕生。同5月の日本ツアー、リゾートトラストレディス(予選落ち)で実戦に復帰。母親と選手の“二足のわらじ”を履いている。「子育てとゴルフの両立は本当に難しいなとつくづく感じていて。夜泣きの対応は夫がやってくれています。両立は大変だけど、大変さも含めて若い子たちが妊娠、出産した時に『さくらさんこうしていたな』という感じで思ってもらえるといいな」と語った。

 14年11月の大王製紙エリエールレディス以来の優勝を目標に、“ママさんゴルファー”が、今季開幕戦から奮闘する。

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