◇日本男子プロゴルフツアー 東建ホームメイトカップ 最終日(3日、三重・東建多度CC名古屋C=7062ヤード、パー71)
降雨の中、ファイナルラウンドが行われ、3打差の首位で出た香妻陣一朗と、5打差の5位から出た桂川有人が通算14アンダーで首位に並び、プレーオフ(PO)で決着をつける。POは18番の繰り返しで行われる。最終組の1つ前でプレーした桂川が64と猛追し、首位に立って先にホールアウト。最終組の香妻が18番で約5メートルのバーディーパットを決めきり、追いついた。
香妻は20年11月の三井住友VISAマスターズ以来、2年ぶり2勝目を狙う。一方の桂川は1月のSMBCシンガポールオープンで2位に入り、7月の海外メジャー、全英オープン(英国)の出場権を得た23歳で、ツアー初優勝を目指す。
星野陸也が13アンダーで1打差の3位。片岡尚之が12アンダーで2打差4位。ツアー2戦目の岩崎亜久竜(あぐり)が11アンダーで5位に入った。