１７番でホールインワンを決めて賞金５００万円をゲット、笑顔でポーズをとる藤田さいき(カメラ・今西 淳)
◆女子プロゴルフツアー フジサンケイレディス 第１日（２２日、静岡・川奈ホテルＧＣ富士Ｃ＝６４４７ヤード、パー７１）
３６歳のベテラン藤田さいき（チェリーゴルフ）が、川奈名物の１７番ホール、難関パー３でホールインワンを達成した。この日のピン位置の実測距離は１６７ヤード。６アイアンで放り込み、特別賞金５００万円をゲットした。
藤田さいきは１イーグル、５バーディー、３ボギーの４アンダー、６７で回り、ホールアウトした時点で２位と好位置につけた。「（川奈の１７番では）何度も崖下に落として苦労しました。夢にまで見たホールインワンです。本当に夢で見ました。その時は５アイアンで打っていました（笑い）。ホールインワンが出るくらいなので運はいいはず。運に乗って、残り２日、プレーしたい。優勝を目指して頑張ります。最後の優勝から１１年もたっちゃっているので」。藤田さいきは笑顔を交えて、２０１１年の富士通レディス以来、１１年ぶりの６勝目に意欲を示した。
藤田さいきはツアーで６度目のホールインワン。ツアー最多記録に並んだ。２００７年、１０年、１３年、１６年、１９年、そして、今回と３年周期でエースを決めている。「今年、出る予感はありました。次は２０２５年ですか。それまで３年、また、頑張ります」。試合に加え、プライベートを含めると１２～１３回もホールインワンを決めているショットメーカー。今週の主役を狙う。
首位は１５ホールまで消化し、７アンダーの高橋彩華（東芝）。
前週のＫＫＴ杯バンテリンレディスで、１９９８年度生まれ「黄金世代」１０人目のツアー初優勝を飾った植竹希望（サーフビバレッジ）は１２番まで消化し、４アンダー。首位と３打差の２位と今週も好プレーを続けている。