古江彩佳は粘り見せるも56位に後退 最終日再浮上へ「自分を信じてやれたら」


古江彩佳

古江彩佳

 ◆米女子プロゴルフツアー パロスバーデス選手権 第3日(4月30日、米カリフォルニア州パロスベルデスGC=6258ヤード、パー71)

 第3ラウンドが行われ、日本勢で唯一、決勝ラウンドに進んだ古江彩佳(富士通)は、1バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの75と伸ばせず、通算2オーバーで18位から56位に後退した。ホールアウト後のWOWOWのインタビューでは「ショットやパットも真っすぐ打てている感じがしたけど、風が読みきれなくて、アンラッキーもあってうまくスコアメイクできなかった。後半はよく耐えたと思います」と振り返った。

 強風下で我慢のゴルフを見せた。1番パー4でフェアウェーから第2打をピン右奥約3メートルにつけ、下りのパットを沈めてバーディー。だが、3番でアプローチを寄せきれずボギー。8番のダブルボギー、9番のボギーといずれも3パットとし、スコアを下げた。後半はパーを並べ、18番パー4では第2打がグリーン左のバンカーにつかまったが、3打目をピンそば約1メートルにつけてパーでしのいだ。

 ツアー会員として1シーズン目。距離が長いコースが多い中、1月の初戦から8戦連続で予選通過を果たし、健闘している。最終日に向けては「調整したいところはない。ショットやパットも良かったと思うので、自分を信じてやれたらいいと思います」と上だけを見た。

 前週のDIOインプラントLAオープンで2位のハナ・グリーン(オーストラリア)が72で回り、通算8アンダーで首位を守った。2019年6月の全米女子プロ選手権、同8月のポートランドクラシックに続くツアー通算3勝目を目指す。ツアー通算17勝で世界ランク3位のリディア・コ(ニュージーランド)が70で回り、7アンダーで1打差の2位につけた。

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